【タイトル】
読書月間を振り返って【本文】
6月、今年度一回目の読書月間が終わりました。 この一月の間に、こどもたちがどのように本と親しんだのか、いくつか紹介したいと思います。 図書室の6月の貸出総数は、1433冊でした。4月978冊、5月1048冊に比べて、また、2年前の6月の1113冊に比べても貸出冊数が伸びています。一人一人が本を手にする機会が増えていることの表れだと思います。図書室利用ということでは、貸し出しは低学年が中心になりますが、高学年はいろいろな教科で調べ学習に利用していました。 一人一人の読書通帳は、学校で借りた本だけでなく、家で読んだ本についても記録ができます。1・2年生は例年通り、紙の通帳に読んだ本の冊数を記録をしましたが、3年生以上ではタブレットを活用し、Googleのスプレッドシートでの記録になりました。3年生以上は読んだページ数の記録になりますので、それぞれ、どのくらいのページ数になったのか、担任の先生方から報告を聞くのを楽しみにしています。 親子読書週間では、一緒に本に親しんでいただき、また、それぞれにコメントを寄せていただき、ありがとうございました。 「多くの偉人も多くの失敗を経験し成功していることを親子で知りました。失敗を恐れずチャレンジしてほしいと 思います。5年生になり、読むスピードも速くなったことに驚きました。またいろいろ読み聞かせてほしいです。」 「宿題を一緒にしている時と親子読書をしている時間は、また違った時間でした。宿題だと口出ししたり注意してしまうけど、読書はゆったりな時間のようで良かったです。」 「今回は1冊の本をゆっくりじっくり読んでみて最後まで読みきる楽しさを感じられたと思います。」 「以前よりも心を込めて読むことが上手になりました。一緒に本を読む機会がふだんはあまりないので、この時間が楽しかったです。親子読書週間でなくても一緒に読む時間を作っていきたいと思います。」 「石の図鑑を見て、実際に川に拾いに行きました。図鑑に載っているような石はなかなか見つけられなかったようです。見つけられたら喜びそうです。」 「ほんとうにあったおはなしより、わらえるおはなしがすきなんだね。つぎにとしょかんで本をかりるときは、本のだい名から、おはなしをそうぞうしてみてもよさそうだね。いっぱいよんでがんばりました。また、あたらしい本をさがしに行こうね。」 「ほんをすきかきらいかときかれたら"すき”とこたえるでしょう。ほんをよんでかんがえたことをかみにかくことはむずかしかったとおもいます。よくがんばりました。ほんのせかいにはいりこめるひがくると、もっとほんをよむことがすきになるとおもいますよ。これからもたのしむきもちをたいせつにしてくださいね。」 読ませていただいて、それぞれのご家庭での様子を想像し、温かい気持ちになりました。お忙しい中でのご協力、ありがとうございました。ちなみに私は、長女がレポートで取り組んでいた看護学の教科書を一緒に読んで(もちろん、関係する数ページでしたが)、意見を交わし、私の読んでいた『臨床の砦』を薦めることくらいしかできませんでした。次女とはできなかったので、10月にリベンジしたいと思います。 最後に、図書委員会の活動の紹介です。朝の「学びタイム」に、低学年(1~3年生)と仲よしのクラスに、読み聞かせに行ってくれました。密を避けるために自席からでしたが、みんな、よく聞いていました。4年生以上は、自分の読書タイムをしっかり定着させていました。 これからも、五大小のこどもたちが、本に触れ、本から学び、自分の世界を広げたり、想いや考えを深めたりしてくれることを期待したいです。【添付ファイル】
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