江東区立第五大島小学校

　見学の最後には、東京大空襲体験者の講話として、西尾さんのお話を伺いました。
　西尾さんは、なんと、３月１０日が誕生日で、その１０日になったばかりの夜中に空襲にあわれたのです。そして、当時、6歳になったばかりの幼い西尾さんの目を通して見たり感じたりした空襲のことは、やっと、大人になってから、話すことができるようになったと語り始めてくださいました。

　お話の最後に、
「どんなに勉強しても、どんなにやりたいことがあっても、平和がないとなんにもならない、平和でないと…」という言葉や
「平和はあなたたちの手中にある。これからを生きるあなたたち、よろしくお願いします。」という言葉を力強く伝えていただきました。
　一人一人のこどもたちは、とう受け止めたのか、今日一日の学びをつなげて、これからも「戦後７９年〜戦争と平和を考える〜」の学びは続きます。